葬送のフリーレン
ポンさんです
葬送のフリーレンを見ました。アニメ。
すごくきれいな終わり方だったから「えっ」と思ってしまった。まんまとやられました。
原作は続いていてエンディングではなく、まだまだ旅は続くという終わり。
続きの映像がどこかで見れることを期待します。
アニメの中でちゃんと時間が流れるものもかなり珍しいと思っていて、スポーツもので長くて3年とかが多い。キャラの見た目が変わると声優も変わるし、そこまでの世の中の変化を描ききるのが純粋に難しい。ワンピースですら2年ちょっとの話でしょう。同じサンデーのコナンは1年経ってません。そんな中、フリーレンは80年経過してるし、ちゃんと経過してる。これはすごい。不滅のあなたへというアニメ、これが近いと思った。人間の感覚での寿命にとらわれない主人公の冒険譚。生きるとはどういうことかを描いた物語だったと思う。
フリーレンでは、フリーレン視点の考え方に共感してしまうこともあるけど、実際にはフェルンの考えが真実で、人間にとって10年というのはとても長い。この年になって1年があっという間に感じるのはあるけど、それも終わってみれば早かったというだけの話。その中で、何が出来るかを考えて生きていかないとなと思わせるアニメでした。
現代に生きる人は冒険者ではなく村人。コミュニティは狭く、関わる人も多くない。実際、1週間のうち5日を仕事で費やすとして、残り2日で会える人数はたかが知れている。戦士ゴリラが忘れ去られない冒険者になることを目指したように、忘れられない人間になるにはどうしたらいいのだろう。2日間を過ごす人数を増やすのか、減らすのか。絞るのか、広げるのか。年に一度も会わない人は、その2日×4週×12か月の約100回程度の機会を一度も与えられなかったということだ。その点、家族を作るというのは平日の5日間に過ごす人数が増えるのだから、合理的だと言える。
「今年は人間関係を深くしたい」と話してもうすぐ春が来る。年度末は別れの時期だから、広く、そして会わなくなっていく。この趣味を長く続けて学んだことは、卒業はメインイベントじゃないということ。戻ってこない人は戻ってこないし、そうでない人は戻ってくる。縁があればまた会えるし、そうでなければ会うことはない。これも選択一つで変わること。結局のところ、生きる方針は2023年からまったく変わっていないみたい。
誰かのいつもになれない限り、いなくてもいい人間に一歩ずつ近づいていくのかもしれないね。
よし
書いた
たまには弱気な文章も書かないと精神上ヨクナイ。
今週末はアニメを見た以外に、部屋の掃除と片付けをしました。大変えらいです。
来週は亜子ちゃんとしいかてんのイベントには行きたいと思っている。そして年度末が終了するのだ。
週末誰とも交流しないで過ごして何もなかったのでこのままデジタルデトックスでもするか。
何すればいいかわかんなくなりそうだけど。
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